◆井戸掘りの動機 ◆井戸を掘る前に ◆井戸の掘り方 ◆井戸堀の工具類
◆井戸の地層図 ◆埋戻し作業 ◆掘り器&経過 ◆現在の使用状況
 

 ◆ 地質により掘り方を換える(掘り方1と掘り方2を交互に行う)


《掘り方1》

      

   ◆ (掘り器 1)を使用します。
      
 継ぎ手部分は必ず鉄パイプ(掘り鉄管)を使用します。
 ガーデニング用の「穴掘り機」のハンドル部分をカットして堀り鉄管内に挿入しボルト止めして使用しました。

この手のドリルはホームセンターで穴掘り用として今は4〜5千円くらいで売っていると思います。

穴掘り機【スパイラルボーラー】
 
 @. 場所を決めたら継手をセットしたドリルを垂直になる様に立てて右に回しながら掘る。 回す方法は掘り鉄管に任意な間隔で(30〜40cm)直径1.5cm程の穴を開けておき、そこに鉄の棒を中程まで差し込んで両手で回す。(右回し)

 A. ドリルを余り回しすぎると抜けなくなるので状態を確認しながら 引き上げ、ドリルに付いた土(粘土)をコソギ取る。(抜けなくなったら逆に左回せば抜かます)
 B. @〜Aの作業を繰り返し行いう。其のつど深さに応じた継ぎ手(本数)の脱着を繰り返しながら作業 します。

継ぎ手の接続および脱着は、各継ぎ手上部に取り付けたフックを 台座(ヤグラ)に引っ掛けて固定した後、慎重に上部の継ぎ手の脱着を行う。この作業にあたっては特に注意しボルトナットや、レンチ、スパナ等の工具をせっかく掘った穴に誤って落とさない様、細心の注意が必要です。

大きなものを落として回収出来なければ最悪別の場所に掘り直しをしなければならなくなります。
この作業はちょっと面倒くさく思われるが早く確実に掘れました。掘り方の作業割合は、砂地を除き7〜8割はこの方法で行ったように思います。

ただし、(掘り器 1)は砂や、砂利の層では使用不可能です。また井戸枠を挿入したあとは、井戸枠の口径がドリルより小さければ当然使用できないので注意が必要です。




《掘り方2》

      

   ◆ (掘り器 2)を使用します。
      
  継ぎ手部分は20mmの塩ビ管を使用し接続部は必ずネジ式にする...ことにより

  掘り方が終わったら汲み上げ用の井戸管として使用します。

@.既存の穴に水が存在していること。水がなければ投入しながら行う。

A.継ぎ手パイプをセットした掘り器を穴底に突き立て継ぎ手パイプを握り強く上下動作を繰り返すことにより掘進する。

ただ硬い地盤を効率よく深く掘ろうとするのなら当然ですが掘り器の刃先は必ず金属性(鉄製)にするべし。

(掘り器2)をいちいち地上に引き上げない!?
 一番の違いは掘り器をいちいち引き上げません。

ではどうやって掘った掘りクズ(砂、粘土に限る)を地上に排出するのか?一番の疑問点...(掘り器 2)の継ぎ手パイプ(20mmの塩ビ管)をネジ式にして脱着可能にして用いることで後で井戸管としても使用でき、上で述べたようにムダがなくなる。しかもそのパイプの中を、堀屑の排出路として使用できるため「掘り器2」を地上まで引き上げないで掘り方を進めることができるのでまさに一石二鳥。

この事により作業効率が格段とよくなり掘り期間が短縮できると思います。

特にこの掘り方は、掘り器内の逆支弁に大きな負荷がかかるため頑丈にしておく必要があります。しかもいかにしてお金をかけずに! これが一番皆さんが苦労されるところでは?

ただしこの方法の難点は、小石など割と重い物は、深さが増すに連れて上の排出口まで上がらず、掘り器内に溜まってしまいますので、このときは従来の方法で掘り器をその都度引き上げて溜まった掘りクズをいちいち手作業で排出することになります。

この場合は、《掘り方1》の掘り鉄管の脱着と同じ方法で持ち手部の(VP20mm管)脱着作業を行うことになります。

もっと判りやすくする為に動画をアップすれば良かったのですが、その時は全て一人だけの作業だから掘ることだけで精一杯でした。そのうち機会があれば動画を作成しアップしたいとは思っていますが。


◇ 井戸枠挿入
(掘り器1)と(掘り器2)を使用して掘り進むと、帯水層(砂の層等)で周囲の砂が崩れてきてそれ以上掘り進めなくなった場合や、予定の深さまで(帯水層の下層地点まで)到達したときにはいよいよ井戸枠を挿入となりますが、ここで大きな決断が必要です。


◇井戸枠の口径を何ミリにするか?

基本的には今まで使用してきた(掘り器1)と(掘り器2)の口径に左右されるわけですが、地下水量が多くなさそうなら井戸枠の口径をもっと大きくした方が多くの水量が確保出来るわけです。

(掘る作業は、井戸枠の口径が小さけれが小さい程楽ですが。)

今回は水量が豊富だったのでそのまま50ミリ管を使用しました。

ただ実際に口径を最初から大きくして掘ると大変労力を要しますので、今回私が掘った様に、小さい口径で目的の深さまで掘って水が出ることを確認出来てから、必要に応じ後から口径を広げる方法をとった方が選択肢も増えますし、リスクが少ないと思います。

初めから井戸枠を入れてやられる方もいますが、何かトラブルがあっても後戻りできませんし、何より労力と部材が無駄になります。

確実に水が出るのを確認してから井戸枠を入れるべきだと思います。

まったくの素人の私が(地層図1)(地層図2)と失敗すことなく掘れたのは、このようにしたからだと思っています。


◇ 早く諦めてしまわないこと!

 他の方の井戸掘り作業の記録を見て気がつくことは”あまりに早く掘ることを諦めてしまっている”ことです。以前、「昔のポンプ屋さん」と話したことがあってその老人曰く、”一日掘っても数センチしか掘れなかったことがあった”(もちろん手掘り)...という言葉が耳に残っていた為、自分は諦めずに作業して失敗しなかったと思う。

私も地層のことは詳しくありませんが、硬い地層に当たった時の感触は「石」に当たってしまった感覚だったので、大方の人はここで断念!してしまうのかも知れませんね。

こういう時は、執念深く作業を続けて進行記録を繊細にチェックすることが重要です。

30分作業して数ミリ掘れていれば望み有りです。

いずれにしてもこの硬い層はそんなに厚くはないと思いますので(自分の場合は10cmくらいだった様に思います)

掘れなくなってしまってもあまり早く結論は出さず、一度休んで!何か方法がないか検討しよう。



  

       ☆☆( 地層図2)の井戸掘り日記 ☆☆
   







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